私たちの想い
HDYKヘルスケアは、創立者の夫が希少がんで他界したことをきっかけに立ち上がりました。
自身や大切な人が重い病気になった時、私たちは動揺する心を抱えた状態で様々な選択を迫られます。
それは治療法のこともあるだろうし、今後の生活やお金のことなどもあるでしょう。
情報が身近になった昨今、その選択を行うために、当事者たちは情報の海に繰り出します。
そして、遭難するのです。
調べれば調べるほど出てくるネガティブな情報。続々と届く”善意の”眉唾情報。
治療を始める前に心が折れてしまいそうになる状況は決して喜ばしいものではありません。
当事者だったからこそ知る辛さと、長く科学の視点で医療に携わってきた専門知識と経験を活かし
HDYKヘルスケアは、
患者様が最短距離で適切な情報と出会い、理解し、安心して医療を受けられるよう
患者、家族、医療者をサポートし、より良い医療環境づくりに努めます。
代表
野田 明代
筑波大学大学院を卒業後、国立の自然科学系研究所にて遺伝学の基礎研究に従事。
その後、医療関連企業にて、臨床検査・再生医療等製品の開発業務および新規事業立ち上げに携わり、医療技術や規制等に関する専門性を深める。
その間、母が膠芽腫グレードIVの診断を受け、東大病院での治療のサポートと高次脳機能障害に伴う介護(要介護3→5、障がい者1級)に携わり、治療と介護の現実を目の当たりにする。
母の他界後、最愛の夫と出会い、幸せで落ち着いた生活が始まった矢先、今度は夫がステージ4の小腸腺癌の診断を受ける。医師や家族、友人などから多くのサポートを受け、国立がん研究センター中央病院にて標準治療、治験、患者申出療養など、最大限の治療を享受するも診断から約10か月で夫と死別することになる。
2つの大きな別れを経て、患者とその家族が安心して医療を受けられる「個をサポートする仕組み」の必要性を強く感じ、本事業を立ち上げるため、多角的な視点とビジネス的なノウハウの獲得を目的に大手外資系総合コンサルティングファームに転職し、医療・ヘルスケア業界の仕組みや成り立ち、今後の方向性等についての理解を深め、
2025年にHDYKヘルスケアを立ち上げる。
社名のHDYKは、最も影響を受け、最も尊敬し大切に想う、亡き夫の名前から命名している。